銀幕の旅

山形由美さん、須川展也さん、山田武彦さんと一緒に、
「2006年 銀幕の旅」っていうコンサートに出演。
YAMAHAのGCX31C-PROTOていうエレアコで全部弾きました。

会場は1000人以上入るホールで、
もちろんいつものギターをアンプリファイすることも考えたのですが、
このエレアコは現在開発中の試作品で、
従来のものとはピックアップの仕方が全然違うため、
サウンドに艶があって、響きの開放感も、
いわゆる「エレアコ」の音じゃないんです。それで、
ひょっとしたらこれでぜんぜん違和感ないんじゃないかな~と思ったのです。

結果は大正解。

サウンド自体も何人もの人たちに「すっごいきれいな音ですね」
って褒めてもらえて、その人たちはエレアコだとか生音の増幅だとか、
そういうことはまったく関係なく、ただ、「今日のギターの音が奇麗だった」
といってくれているのだと思います。

サックスと一緒だと、
マイクで音を拾うのには限界があるし、ハウリングの問題もあるし、
この間デンマークでキャスパーと一緒に演奏した時も、
ドラムとかいるから相当大変で、
でもエンジニアさんがすごい上手だったから
大丈夫でしたけど、
「東京 JAZZ」の時にやっぱりだめで、
あらゆる環境に負けない、でも自分の音が出せるシステム、
ということでは、エレアコの方が発展性があるのかな、
と考えていたんですね。

それと、自分の身の回りの人が
やはり自分なりの音色が出せる、ラインで音を預けられるシステムを
持っている、もしくは持ち始めているっていうことにも刺激を受けました。

もちろん、これでバッハのシャコンヌ弾いてください、っていわれたら
まだちょっと微妙です。
楽器本体の操作性や、音色感に改善の余地があると思います。
でも、改善したら、これで良さそうな気もする。
プログラムさえ選んだら、2000人くらいのホールで、
エレアコだけでリサイタルていうのも、ストレスなくなる時代がくるんでは・・・?

須川さんも、喜んでくれました。
ただ彼がすごいのは、
「ギターのマニアのお客さんていうのは、生の音も聴きたいんじゃないの?
僕らは今の方がハウリングもないしダイナミクスもあってすごく演奏しやすいけど・・・」
って言ってくれたところ。
でも、突然生音になったらいくら何でもそこが貧弱に聴こえてしまうし、
じゃあ普通のギターをそこだけアンプリファイするのか、って話なんですよね。

う~ん・・・僕はあんまり必要ない気も・・・
それくらい今回のシステムは面白い、ということですが。

コンサートの前半が終わって、
「大介さん、ギターの音が大きすぎてサックスを超えちゃってます・・・」
って注意してもらったとき、実はものすごい快感だった。
たまってるんだね~、ギタリストって・・・・

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この記事へのコメント

あや
2006年09月25日 11:29
昨日はお疲れさまでした。
そして遠いところをお越しいただきありがとうございました。

あのギターを選ばれたのは、こちらにお書きになった経緯があったのですね。楽器紹介のときは笑わせていただきましたが、マイクが組み込まれているだけあって一音一音余すことなく、観客席まで届いていました。
2部冒頭の「禁じられた遊び」は鳥肌がたちました。

トークも面白かったです。
これからの御活躍をお祈り申し上げます。

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