ツアーガイドさん 僕は子供の頃、 ツアーコンダクターさんになりたかったのです。 それは最近思うと、 知らない場所に皆さんを連れて行って、 その場所の生活習慣だとか、注意事項だとか、 あるいはなによりその土地の自然や歴史の 素晴らしさを、ガイドする、という 役割に憧れていたのだと思います。 で、考えてみると、 クラシック音… トラックバック:0 コメント:3 2012年06月14日 続きを読むread more
広島の友人から 電話がかかってきました。 広島、以前は定期的に行っていましたが 最近はご無沙汰です。 「映画を観に行ったら、 大介の名前が出て来たよ」 と言って電話をくれたのですが、 その名前というのは、 音楽の中のギターを弾いている人だと思っていたようです。 「あの、最初の方で、 六平さんが歌うシーンでギター弾く人い… トラックバック:0 コメント:1 2011年08月18日 続きを読むread more
師匠の言葉 僕は、生き方や方法論が 自分の先生の門下生の中では ちょっと異端児のようにはずれものだけど、 基本的な音楽に対する考え方は、 驚くほど一致しています。 たまに先生と会うと、 最近聴いた音楽や、最近のギターの演奏なんかについて 意見や感想を求めあうのですが、 同じようにひとつのことを分析して、理解していても、 先生に… トラックバック:0 コメント:2 2011年01月25日 続きを読むread more
行列がなくなる!? 最近街で見かけて気になっていた本 「高校数学の教科書」 数学は、中学まで好きだったし得意だったのに、 高校であっけなく惨敗して克服できぬまま 大人になってしまった因縁の教科・・・・ ぱらぱらめくると 下巻に、宿敵「行列」の章が・・・・・ 思えば高校2年の夏、 完全に理数系をあきらめる 最初のつまずきにな… トラックバック:0 コメント:5 2010年08月19日 続きを読むread more
自分になること >>はじめまして様 「夜の太陽」の「月の光」は、再録音してあります。 編曲は、同じクレンジャンス編です。 僕は普段、ちょこっと音を変えて弾いていて、 アルバム「月の光」には、その変えた音バージョンが、 「夜の太陽」にはほぼ楽譜の通りのものが録音されています。 録音というのは、 その時々の自分の記録ですから、 … トラックバック:0 コメント:6 2010年07月04日 続きを読むread more
わたしの履歴書(アルバイト編) 僕のバイト歴はすごいですよ。 西友の精肉売り場、すかいらーく、ド・トール、 もうなくなっちゃったけどザ・ホテル・ヨコハマ (通称ザヨコ)のロビーの喫茶店のギター弾き、 池袋のホテル・メトロポリタンのスペイン料理店のギター弾き、 銀座のクラブのギターの先生が休む日のエキストラ、 某大手携帯電話会社の本社ビルで行われる … トラックバック:0 コメント:4 2010年06月04日 続きを読むread more
コーラ好き 仕事ばっかりして、 昼夜がなくなってくると、 実はコーラ依存症になるんです。 ドイツだったかどこだったか、 風邪をひくとコーラを飲む人もいるそうですが、 カフェインの具合といい、 甘さといい、炭酸加減といい、 なんとなく疲れを忘れる気がします。 やはり僕は、 元祖コカ・コーラのゼロをだいたい飲んでますが、 ペ… トラックバック:0 コメント:8 2010年04月02日 続きを読むread more
世界中に魂が偏在する 毎日快晴です。 昨日はこちらにいる創さんのお友達と一緒に 創さんを偲んでのダイビング。 静岡のお茶を海にまきました。 みなさんがそれぞれ想い出を話し、 楽しい時間でした。 創さんが引き合わせてくれたメンバーなので これからも、 いろいろ新たな想い出をつくっていきたいです。 同室の和尚さんは、 しばらく… トラックバック:0 コメント:1 2009年07月16日 続きを読むread more
監督とわたし 成城ホールのコンサートに、 ご来場くださった山田洋次監督。 実は 子供の頃から、 母が「寅さん」好きだったので 映画館にも連れて行ってもらってました。 「満男」と同い年なので、 3世代家族とか、近所の人が遊びにくる家って 憧れました。 母は渥美清さんが好みの男性だったみたいです。 父とは真反対の気がしますが・・・… トラックバック:0 コメント:0 2009年07月14日 続きを読むread more
骨のある、ということ。 黒田恭一先生がなくなってしまいました。 雑誌の対談で、 2度ほどお目にかかったことがあり、 その2度目の時、 僕が当時、かなりハード・コアなプログラムで、 3ヶ月ごとにリサイタルしていた、会場のホールについて、 「演奏者が一生懸命演奏しているのに、 寝ていても良いですよ、というスタンスが理解できないから、 まだ行… トラックバック:0 コメント:0 2009年06月04日 続きを読むread more
おりぽ 昔、東横線の菊名に住んでいたときの話。 行きつけだったバー、リンドバーグの手前、 横浜線のガード下に オリーヴ&ポパイという、 知る人ぞ知る、 当時としては珍しい 塩味のカルビが食べられる店がありました。 今でこそ、 カルビ塩味、は ごくごく当然のことのようになってしまっていますが、 およそ15年前には、 … トラックバック:0 コメント:2 2009年05月25日 続きを読むread more
いつまでも残ること なんというか、 最近の僕の行動は、 近藤くんのブログ見てたほうが わかりやすいですね。 マネージャーがいきなり、 「お豆腐とお魚、おいしいんですか。」 ですって。 どうしてそんなこと知っているのかと、 電話口で、しばらく無言で考え込んでしまいました。 そんな近藤くんが気になっている 新型インフルエンザですが、… トラックバック:0 コメント:2 2009年05月20日 続きを読むread more
うしろをむくのもわるくない 今日の東京は暑かったです。 初夏の陽気です。 鬼怒さんとのリハーサルで、 今回のテーマにそってお互いが選曲した中で、 僕は「You Must Believe in Spring」という曲を 選んでみました。 子供の頃、 家にあったビル・エヴァンスのディスクで聴いたのが 鮮烈に記憶に残っていたんです。 中学生とか… トラックバック:0 コメント:2 2009年05月10日 続きを読むread more
懐かしいメール ロンドンに赴任中の 大学時代の親友からメールが来ました。 実は、彼の奥さんが仙台出身で、 先日の駅でのコンサートも、 奥様の遠縁の方が見に来てくださって 声をかけてくれたんです。 この親友Kとは、 ほんとにいろいろな思い出があります。 当時横浜に住んでいた僕が、 飲み過ぎて帰れなくなると、 たびたび高円寺に住… トラックバック:0 コメント:0 2009年05月02日 続きを読むread more
Love Song コンサート明日になっちゃいました。 猿谷さんの曲は、 前半中盤とものすごい押さえるのが難しい箇所があって、 なのに、クールなメロディーなので、 かなり練習していたら、 どうも覚えてしまったようで 暗譜で弾けるかもしれません。 猿谷さんの曲、 オーケストラの曲でも、 すごく切ないところとかあって、 それが、感情… トラックバック:0 コメント:3 2008年12月16日 続きを読むread more
アンサンブルのわがまま気まま そういえば、 昨日は荒川くんと久しぶりに演奏しました。 ほんの少しでしたが楽しかったです。 僕は昔、 多分15年くらい前ですが、 絶対にソロのギタリストじゃ やっていけないだろう、 と思ってたので、 生活のために フルートやヴァイオリンの伴奏を ずいぶんとやっていました。 ちょうど、 まだ企業のパーティー… トラックバック:0 コメント:2 2008年12月13日 続きを読むread more
脱走魔 今日、突然思い出してしまいました。 高校の頃の話。 きっと、最近、コメント欄で同窓ネタが続いたせいですね。。。 高校生の頃。 僕の学校は、「大平凡主義」というのを唱えていて、 (Wikipediaを参照すると、 大平凡主義 校訓・校是は大平凡主義。初代校長・滝沢又市が、当時の修身の授業で「平凡主義で世の中を渡る… トラックバック:0 コメント:6 2008年11月25日 続きを読むread more
あにとおとうと 僕は一人っ子なので、 子供の頃から兄弟のいる家がうらやましかったです。 すきやきの肉も取り合いしたことないし、 何かを半分にすることもなく、 すべて独り占めなのですが、 逆にお兄さんやお姉さんに何かしてもらえることもないし、 妹や弟に何かしてあげることもありません。 いとこの人数が多くて、 そのほとんどが女性なの… トラックバック:0 コメント:3 2008年11月22日 続きを読むread more
ギター同好会、っていうのがあったよなぁ わはは。 にしざわさんは多分僕の高校の同級生です(笑)。 なんのことかさっぱりわからない、というのは、 きっと褒め言葉だと思います、ちがうか。。。 八ヶ岳高原音楽堂、リハーサル時における、 あるアコーディオン奏者と私の会話。 「大ちゃん、サプライズ・プログラムって何弾くの?」 「えっと・・・・ゴッド・ファーザー… トラックバック:0 コメント:3 2008年11月20日 続きを読むread more
迷いこんだ厳しい世界 シンフォニエッタの行き帰りに、 南博さんの 「白鍵と黒鍵の間に-ピアニスト・エレジー銀座編-」(小学館) を読み返していました。 普通一般に、銀座の高級なクラブなどで演奏しているミュージシャンは、 お店では「先生」と呼ばれています。 これは、南さんが3年間「先生」だったころの、 青春グラフィティーみたいな話なんですが、… トラックバック:0 コメント:1 2008年08月25日 続きを読むread more
久しぶり ツアーに出るのに、 弦を持ってくるのを忘れてしまい、 フレット楽器オザキさんに買いに行きました。 フレット楽器オザキさん、 高校生の時、 修学旅行の自由行動を抜け出し、 遊びに行って、 かつカレーをごちそうになり、 そのあと4時間くらいさんざんギター弾かせてもらった、 そしてそれ以後もことあるごとに、 オザキさん… トラックバック:0 コメント:0 2008年07月16日 続きを読むread more
猿谷さんと僕 7月に入って、 にわかに加速しているのが、 12月のコンサートの準備。 まだまだ先ですが、 2004年~2006年の「ギター・エラボレーション」シリーズ以来、 久しぶりに自分で開催するリサイタルなので、 ゆっくり準備して、自分の最高のものを出せたらいいな、 と思って、いろいろな準備をしています。 自分で開催するリ… トラックバック:0 コメント:1 2008年07月06日 続きを読むread more
悲しい時のキューバ 「SOY CUBA」は、 ソ連の映画監督、ミハイル・カラトーゾフによる 1964年の映画です。 日本では「怒りのキューバ」という邦題が用いられていますが、 現題をそのまま翻訳すると「私はキューバ」です。 資本家、資産家たちの圧政に苦しむ民衆とその蜂起が オムニバス形式で描かれています。 東西冷戦の影響で、アメリカで… トラックバック:0 コメント:1 2008年04月10日 続きを読むread more
長い一日 今日は大阪シンフォニカーの名曲コンサートで アランフェス一日二回公演。 朝、リハーサルのあと、 ふと今日はイェラン・セルシェルさんが 所沢で演奏会だったな、と思い出し、 マネージャーさんに電話をしてみると、 「ダイスケさ~ん、ゲンキデスカ~~」 とイェランさんの声。 和みます。 僕は大のイェランさんフリーク… トラックバック:0 コメント:0 2007年11月25日 続きを読むread more
優しい男 土曜日に結婚式だったH君は、 高校の同期生で、僕がやっていたバンドのベーシスト。 彼は、例えば、釣りバカ日誌の浜ちゃんみたいなキャラクターで、 人生を楽しみ、幸せを見つける天才なのです。 それから、僕より誕生日が早いけど、 それはそれは、たいへんな甘え上手。 昔、バンドの練習が終わったあと、 しきりにH君が、サック… トラックバック:0 コメント:5 2007年10月29日 続きを読むread more
荷台にリコピン 津南というのは、 母の実家です。 豪雪地帯で、冬は通行止めになったりします。 子供の頃、 夏休みに遊びにいって、 トマトをたくさんもぎました。 缶詰や、ジュースにするトマトなので、 食べるのよりも少し小降りの、 赤身の濃いトマトでした、 といっても最近の果物みたいな色した トマトにはくらべられませんけど。 … トラックバック:0 コメント:2 2007年09月13日 続きを読むread more
原爆の日 毎年、8月6日に思い出すこと。 それは、確か2003年の今日、 広島でアランフェスを弾いた時のこと。 前日の夜、 ドームの前にたくさんの人々が集って、 歌を歌ったり、平和を訴えていたりしてました。 もちろん、それらの人々の大部分は、 戦争を知らない人たち。 僕の友人が、 ドームの前に流れる川の土手に、 … トラックバック:0 コメント:2 2007年08月06日 続きを読むread more
ジェラ紀の恐竜は絶滅寸前だった 僕がオムライスを、「高級」、と思ってしまうのには、 とってもディープなトラウマがあるのです。 子供の頃、 僕の母という人は、 音楽の趣味はジャズとかクラシックなんだけど、 和裁をやっているくらいでしたし、 田舎の人でしたから、 食生活が純和風。 ハンバーグとカレー、ナポリタン、揚げ物以外に、 洋食なんて家で出て… トラックバック:1 コメント:0 2007年01月17日 続きを読むread more
子供の頃、「オリエンタル」とは、「郷愁」っていう意味だと思いこんでいた。 グラナドスのスペイン舞曲第2番は、 「オリエンタル」というサブタイトルで知られています。 ギターだと、普通は二重奏で演奏される曲です。 プレスティ&ラゴヤ、ジョン・ウィリアムズ&ジュリアン・ブリーム、他、 名演もたくさんあります。 この「オリエンタル」を、 ひとりで弾けるようにした譜面が、 昔、阿部保夫先生の出版さ… トラックバック:0 コメント:1 2007年01月10日 続きを読むread more
踏まれた男 バルセロナのピカソ美術館は、 僕のお気に入りの美術館のひとつです。 ピカソが少年時代、青年時代を過ごした バルセロナの街にあるこの美術館は、 パリの同名の美術館の、 ピカソ自身のものであった豪華絢爛なコレクションとは違い、 若い頃の習作や、青の時代の薄暗い絵が中心で、 そのことが、ピカソをとても身近に感じさせてくれるの… トラックバック:0 コメント:0 2007年01月09日 続きを読むread more