その日はいないメンバーも参加するリハーサル〜5/4は国際フォーラム①

先日のタンゴのリハ動画で
僕が弾いていたギターは
鬼怒無月さんや馬場孝喜さんもご愛用の
アーチトップ・トリビュートというメーカーのもの。

国産ですが一本一本が丁寧な仕様で手作りされていて、
とても弾きやすく音の綺麗なギターです。
練習もとてもはかどります。

今度の丸の内ミュージックフェスでは
‘シネマ・ミュージックとタンゴの饗宴’
ということで
ヨーロッパが舞台の映画の音楽と
昨年生誕100年、今年没後30年の
アストル・ピアソラ作品を中心としたタンゴが
別々に演奏され、やがて饗宴ということで
混ざり合う構成になっています。

基本的には
昔から折に触れて一緒に演奏している皆さんに
集まってもらっているのですが、
今回の面白いところは
そうではあっても、
顔と名前は知ってるけど初対面
というミュージシャン同士をお引き合わせしたりしているところ。

というのは
僕がお願いするジャズ・チームと
僕が参加させてもらっているタンゴ・チーム
を合体させているので、
その双方では初対面のミュージシャン
あるいは久々に共演するミュージシャンも。
この融合がとても素敵なマジック&ミラクルを生むのです。

で、とりあえず皆さんお忙しいということもあり、
まずはそれぞれのチームに分かれてリハーサルしました。

例えば、
昨日タンゴ・チームとキンテートのリハをしたのですが、
このキンテートはそもそも、
昨年の芸大ピアソラ生誕100周年イベントで
ヴァイオリンの吉田篤くんがプロデュースしてくれたもの。

メンバーは
吉田篤くん vl
青木菜穂子さん p
北村聡くん bandoneon
田辺弘和くん b
で僕。

キンテートでの演奏の後、
ピアソラの名曲「オブリビオン」を
僕の抜けたカルテットで演奏してもらおうと思い、
リハをお願いしたのですが、
青木さんのピアノが
何かいつもと違う.....!?

青木さんはアルゼンチンでもお仕事をされていたような
第一人者のおひとりなので、
「オブリビオン」のピアノなんかは
憶えていてどのようにも
ましてや原曲通りに弾くのは基本中の基本で
お手の物なはずなのに、
ちょっとタンゴのピアノよりも
和声がモードっぽいというかジャズ的というか
とても上品なテンションが加えられて
なんて美しいのだろう、
でもどうして今日は、と聴いてみたら、

なんとその日はリハーサルに加わっていない
ジャズ・チームの藤本一馬くんがいると想定して
ピアノパートを弾いてくださっていたとのこと。

まさに、
ラテン的なストレートな情熱を
少し滲ませて色の境界線や輪郭を融かしたような和声付けでした!!

つまり、そこには
もう一馬くんがいないのに一馬くんの面影が!!
素敵すぎます。

そんないつもとは違うマジックがたくさん起きる現場で
僕も予想がつかなくてどきどきしています。


さてこちらは原曲通り
ピアソラ五重奏団のレパートリーの
「デカリシモ」


日本のトップ・プレイヤーの胸をお借りして
と言いつつ
長い付き合いの温かい友情にも励まされて
頑張っています。

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