配信のコンサートで自分の変わったこと

6月は配信月間ともいうべきか、
合計4回、このあと3回の配信演奏があります。

先日6日は上尾市のプラスイレブンさんから
鬼怒無月さんとのThe DUOの配信でした。

鬼怒さんとの演奏は、
テーマのほかは概ねコード進行による
アドリヴなのですが、
今後3回はもう少し楽譜に忠実な
あるいはクラシカルなものです。


生配信は演奏したものが
そのままアーカイヴに残ってしまう場合もあり、
自分の演奏により一層の客観性をもって
臨まなければいけない側面もあるのではないかと思います。


鬼怒さんとやってみて、
だいたい自分が予想していた通りだったのですが、

配信ライヴは何に似ているのかというと、
FMのラジオ番組などで、
お客様が会場にいらっしゃるのに、
生放送のようにライヴを粛々と録音する機会というか
番組があるんですが、
僕にとってはあのテンションが近似値です。


テレビの番組のなかで演奏するのは、
もう少しなんというか、
作品性というか、
カメラ・クルーの皆さんもこの曲のこの部分はこの角度で撮影するぞ、
とか、綿密なプランを持たれていることが多いので、
自分もそれに沿って
演奏全体を振り付けとか演技のような感じで
(僕はあんまりジェスチャーがないので映像は面白くなりませんが😅)
演じている、というのに近い感覚ですが、

ライヴの収録はもう少し前に乗り出して、
若干のトラブルというか、想定外の出来事を請け負うつもりで
演奏を深掘りしていかないといけません。

なんでかと言われれば、
やはりテレビ番組などに比べて
ウェブ上でのライブ配信は、
映像の動きや面白さよりも音そのものに
注意の矛先が向いている比重が多いからなのではないかと思います。

だから映像のある生配信も、
映像のないFMの生収録に近い感じになるのでは、と。


あと、テレビなど番組の映像ものは、
単純な話ですが、
カメラさん、音声さん、フロア・ディレクターさん、
など、
要するに、人が多い(笑)
ので、
流れというか勢いというか、
そういう中で演奏できてしまうことが多いんだけど、

っていうのは、
演奏が乗ってくると
カメラさんがのりのりになってくださってる
気配のようなものが伝わってきますし、
フロアのスタッフさんからも
少なからず応援の“気”をいただけるからです。

FM番組はみんなガラスの向こうの副調整室で、
こっち側はすごく演者が少ないから、
なんか違う緊張感があるんだと思います。




19日に
サントリー・ホール ブルーローズでの
チェンバー・ミュージック・ガーデンにゲスト出演して、
クラシックの曲をソロで2曲演奏するのですが、
これが自分にとっては
ある種の本格配信コンサートでのクラシック音楽初体験になります。
どんな風になるのでしょう〜〜😆
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その後、24日には
豊島区のイベントで、
7弦ギターの尾花毅さん、パーカッションの石川智さんと
ブラジルのショーロを演奏、配信します。
19時からです。
詳細はまた追って。


そして30日はこちら。
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荒川洋くんと配信&少人数のお客様へのコンサートをします。
フルート&ギターの古典的なレパートリーももちろんですが、
荒川くんのとても上質なオリジナル作品もお楽しみいただけます。

そして今回は特別に、
私たち二人の恩師でもある林光先生の有名な映画音楽、
『裸の島』のテーマ曲の新編曲も初演します。
この曲はフランスでシャンソンにもなって
大ヒットしたそうです。

 『裸の島』のテーマの編曲は、
以前、福田進一先生がハーモニカの和谷泰扶さんと
NAXOSレーベルに録音するために僕が編曲したものに、
林光先生自らによるフルートのバリエーションと、
林先生の監修のもとに作成したギターソロのバージョンを組み合わせて構成したものです。
映画の中で流れる原曲にもフルートが使われていますので、
フルート&ギター バージョンの決定版を目指しました。

どうぞお楽しみに!!
























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