30年経ったカステルヌオーヴォ=テデスコ
来る2月12日の王子ホールで演奏する
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコの3曲
タランテラ
悪魔の奇想曲
理性の眠りは怪物を生む〜「24のゴヤのカプリチョス」 より
このうち最初の2曲は
なんと18~19歳の頃頻繁に弾いていたレパートリーです。
若い頃、と言うか子供の頃
弾いていたレパートリーを
今この歳になって演奏するのは
ほんとうに苦痛を伴います。
弾けていたような気がするフレーズが、
実はちゃんと理解できていなかったことに気付いたり、
勢いで突破していたダイナミクスは、
計算しないと作れなくなっていたり。
でも、
この頃はそう言うことをクリアーしていく先に
なんか自分の熟成が見える気がしているので、
あえて取り組むようにしています。
あるいはもっと言えば、
若い頃弾いていた同じ曲のイメージを
まったく覆せるような新しい像を結ぶまで
突き詰めていくと、
自分自身もすごく進歩している感じがあるのです。
これはその曲を通じて
ギターの鳴らし方そのものをも学び直している作業なので、
とても時間がかかるけど、ほんとうに充実した作業です。
で、
そのようにさらい直したカステルヌオーヴォ=テデスコさんの曲、
たくさんの方に聴いていただきたく、
王子ホールはゲストcobaさんの大人気のおかげで早々に売り切れてしまいましたので、
じっくり聴いていただく機会をもうけました。

後半はタンゴをお聴きいただけます予定。
ピアソラはイタリア移民の息子なので、
思いがけぬ調和がプログラムから聞けるかもしれません。
どうぞお楽しみに!!
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコの3曲
タランテラ
悪魔の奇想曲
理性の眠りは怪物を生む〜「24のゴヤのカプリチョス」 より
このうち最初の2曲は
なんと18~19歳の頃頻繁に弾いていたレパートリーです。
若い頃、と言うか子供の頃
弾いていたレパートリーを
今この歳になって演奏するのは
ほんとうに苦痛を伴います。
弾けていたような気がするフレーズが、
実はちゃんと理解できていなかったことに気付いたり、
勢いで突破していたダイナミクスは、
計算しないと作れなくなっていたり。
でも、
この頃はそう言うことをクリアーしていく先に
なんか自分の熟成が見える気がしているので、
あえて取り組むようにしています。
あるいはもっと言えば、
若い頃弾いていた同じ曲のイメージを
まったく覆せるような新しい像を結ぶまで
突き詰めていくと、
自分自身もすごく進歩している感じがあるのです。
これはその曲を通じて
ギターの鳴らし方そのものをも学び直している作業なので、
とても時間がかかるけど、ほんとうに充実した作業です。
で、
そのようにさらい直したカステルヌオーヴォ=テデスコさんの曲、
たくさんの方に聴いていただきたく、
王子ホールはゲストcobaさんの大人気のおかげで早々に売り切れてしまいましたので、
じっくり聴いていただく機会をもうけました。

後半はタンゴをお聴きいただけます予定。
ピアソラはイタリア移民の息子なので、
思いがけぬ調和がプログラムから聞けるかもしれません。
どうぞお楽しみに!!
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