マリオ・ガンギの練習曲のイタリア風景

ガンギって読むんでしょうか、
Naxosミュージック・ライブラリーがそうなってたんで
そのままですが、ガンジって読む人もいるみたいです。

ジャズ風の曲を書くギタリストなので、
以前からチェックしていたのです。
で、自分が『12のエチュード』書くときに
この人も22曲も練習曲書いていることを発見。

アンドレア・パーチェというイタリアのギタリストが
CDにも録音していて、
聴いてみたところ、
数分のミニアチュールはエチュード、という形式が
うまく作用しているのか、
とても素敵な曲集なんです。

僕は時々、
BSの「小さな村の物語」というのを観るのですが、
これはイタリアの田舎に住む様々な素敵な人々のドキュメンタリーで、
後ろに流れる音楽もとてもよく選曲されているのです。

ある時など、
アルベニスのグラナダの演奏が流れてきて、
昔のセゴビアの影響下にあった時代の
味わい深い演奏だってことはわかったんだけど
誰の演奏だかわからなくて、
番組のHPで調べたら
マリオ・ジャレンティっていう全然知らないギタリストを
知ることになったりも。

で、そこに観る
イタリアの風景に本当によくマッチしそうな
ちょっとカステルヌオーヴォ=テデスコ風、ちょっとニーノ・ロータ風の
雰囲気が短い曲によく表れている練習曲集なんです。
そう、どことなくナポリのカンツォーネの素朴な風味を残しつつ
ハーモニーが洗練されている、ということなのでしょうか。
僕はとても好きです。


20日のエル・チョクロでのコンサートでは
テデスコみたいなドビュッシーみたいな第1番、
ナポリのタランテラを思わせる4番、
美しくあたたかな旋律でギターの名曲になれるような6番、
そしてこちらもテデスコ風でありながら自在な転調を繰り広げる7番を
4曲を演奏します。
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