大忙しの頼みの綱

ギター文化館のリサイタルが楽しく終了いたしました。
ご来場くださった皆さん、ほんとうにありがとうございました。

今週は焼津でのキネマ楽園コンサート、尾花さんとのギンガ・イベント、
と、色々弾きました。焼津と今日は重複があったものの、
トータルで150分ぶんくらい曲があり、
実はその合間合間に来週の公演のリハーサルと
ラジオ生放送での特別レパートリーも練習いたしましたので
正直自分でも薄氷を踏む思いでコンディショニングしておりました。

ギンガとラジオは後付けで増えちゃったけど
どっちも自分が刺激をもらえる貴重なお仕事なので
スルーはできません。そのようなわけでリスクを追うことを選択。

こんなとき、
最終兵器の登場です。

それは今井勇一さんが作ってくださった
僕モデルのギターの中で
一本だけ杉材で作られたギター。

オケとの本番の数々、
サイトウキネンフェスティバルに出ていた頃のほとんどの本番、
シャトレ座、ベルリン国立歌劇場、ベネズエラ・・・
数々の修羅場を共にした、
というか、力強く支えてくれたギターです。

このギターは、単純に
「思った通りのタイミングで弾ける」
ので、ほんとうに重宝しています。

が、
じゃあなぜ普段ずっとこの子で弾かないのか、と言いますと、
やはり数多のギターコレクターの皆さんがおっしゃるように、
松材のギターならではの高次倍音のキラキラ感が捨てがたいので、
多少危険は伴っても松の楽器で弾いている場合、
あるいはもっといってさらに危険だけどフレタで弾いている場合、
色々なシチュエーションが存在するのです。

とはいえ、
この杉の子を弾いているときは
ほんとうにほんとうにハッピーな時間で、
「俺もマヌエル・バルエコみたいになれるのかっ!?!?」
と耳を疑います。


今日もほんとうによく無理な要求に応えてくれて、
聞いてくださったお客様には、
きっと、いつもと何かが違う感、を楽しんでいただけたはず。
というか、アンケートとか拝見していましてもそうみたいでしたので嬉しいです。


エマージェンシーを支えてくれるこのギターとも
今日でしばしのお別れ。

明日から、
(あ、明日は一日審査なので正確にいうと明後日から)

新たなサウンド作りの挑戦がスタートです。































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