調弦が曲になるインタールード

桜満開の季節、
4月の前半のコンサートのレパートリーとリハーサルのやりくりで、
今年は車窓から眺めるだけの桜になりそうです。
でも昨日乗った井の頭線とか、
線路沿いの桜だけでも素晴らしかったです。
何往復もしてしまいそうでした。


演奏の準備とともに作っているのが
4月11日に雑司が谷のエル・チョクロさんで演奏する
「6つのインタールード」。

これはそれぞれ1ページくらいのとても短い作品で、
曲の中でチューニングをします。

発想としては、
最近、YouTubeの鉄弦のアコースティック・ギターの演奏なんかで見る、
曲を弾く最中に瞬時にチューニングして
弦の音程を変えるのにヒントをもらったのですが、
自分で書いた「12のエチュード」の曲間のチューニングを
そのまま曲にしてしまおう、という。。。。

昨年、11カ所ほどをツアーで回って
「12のエチュード」を聴いて頂いた時、
場所によって曲順変えたり減らしたりしていたのですが、
やはり、CD通りの順番のお落ち着きが一番良いのです。

ところがそれで弾いていくと調弦を何回もしなくてはいけなくなるんですね。

1,2,3番と弾いて、
4番の前で⑥弦をEからDにする、
そのあと5番の前で①弦をEからEsにする、
6番の前で①⑥弦をもともとのEチューニングに戻して、
7番の前でまた⑥弦をDにする。
休憩を挟んで
8,9,10は普通のチューニングで弾いて、
11番は⑤弦をGに、12番は⑤弦をAにもどして⑥弦をDに。

もうチューニングだけで頭が混乱です。

なのでギターを2本持って行ったりもしたことあるんですが、
自分の理想としては、
全曲を番号順に1時間くらいで立て続けに弾く、
という日がいつかくるといいなと思っているので、
だったらこのチューニングを、その次の曲の雰囲気を
スムーズに導くような短い曲にしちゃったらどうなんだろう、
と思いまして、
チューニングの途中の
微妙にはずれた音程も効果的に(?)なる感じの
短い曲を書いています。


それで書き始めてみたら、
とっても楽しいのです。

パソコンで浄書しようとすると
はずれた音程をいちいち微分音で書かなきゃいけないのが
面倒っちゃぁ面倒ではありますが。。。。

そういうわけで、
チューニングが曲になるインタールードをどうぞお楽しみに!!


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この記事へのコメント

Nanairomashumaro
2018年03月29日 21:58
こんにちは。
調弦が曲になるとは、すごい画期的な新しい感覚ですね。実はギターを聴きに行くとき、合間の調弦の音を聴くのが、とても好きなのです。 アンビエントな曲のように聴こえる気がして…。 12のエチュード、インタールードとともに、ずーっと続けて聴けるコンサート、とても楽しみにしております! そして、エルチョクロにも行きたいと思います。

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