1002と1004

日曜日にバッハのパルティータを2曲弾くんですけど、
BWV1002とBWV1004では
音の並びの特徴が違うので、
低音を足す作業は同じ感覚ではしづらいので苦労しました。

本当にざっくりとですが、
いい分けてしまうと、
BWV1002の方は
スケール的な順次進行、というか、
なだらかな音域の狭い範囲での動きが多いので、
低音をつける余地が比較的たくさんありました。

一方、BWV1004の方は、
特にジーグなどに顕著ですが
広い音域を分散和音的に駆け巡ることもあったり、
スケール的なフレーズも拍や小節戦ごとに分断されて
その都度コード内の低音や重要な音が拍頭にきていることもあり
低音つける必要が
感じられないといえば感じられない、のです。

このパルティータは、
シャコンヌもあるし、
昔からいろんな人が
ギターで弾く時もバイオリンのまんまで弾いているものが
けっこうあるのですが、
その気持ちは非常によくわかります。

僕も20代の頃から
このBWV1004の全曲を
コンサートなどで弾いてきましたが、
その都度ほとんど低音つけずに弾いてきました。

ですが今回はあえて低音つけてみました。
それもこれも1002と続けて弾くバランスをとるためなのですが、
そう思って、
あらためてホプキンソン・スミスの編曲を聞いてみると、
確かに僕が思っている曲の構造の質の差というようなものが、
スミス氏の演奏と編曲からも感じられるような気がしました。


まだお席はあるようなので
お近くの方でお時間のある方は
よろしければふらりとお出かけください。


画像


























この記事へのコメント

この記事へのトラックバック