タンゴの歴史

明日は待望のタンゴの歴史コンサート。

最初はハバネラを3曲演奏します。

アルベニスのタンゴが1890年、
ドビュッシーの「グラナダの夕暮れ」を含む
「版画」が1903年、
ラヴェルの「ハバネラ形式のヴォカリーズ」が
1907年。

ヨーロッパで流行したハバネラは、
パリでの1920年代のタンゴブームへとつながり、
日本へももたらされました。

ピアソラの「タンゴの歴史」の、
第1楽章「ボーデル1900」というのは、
1900年頃、酒場でフルートとギターで
演奏されていたのがタンゴの始まりだった、
というテーマの作品ですが、
この楽章は、ですからまだハバネラのリズムや
もうひとつのタンゴの原型であるミロンガのリズムが
濃厚に現れています。

このミロンガも2曲演奏します。

ひとつは現代のギタリスト、カルドーソが書いたミロンガ。
もうひとつは、
ピアソラの先生であるアルベルト・ヒナステラが書いたミロンガです。

その後、
時代は進み、
第2楽章「カフェ1930」とともに
タンゴの古典となった「エル・チョクロ」と、
タンゴの古典的なカルテット、
トロイロ=グレラ四重奏団のスタイルで
ミロンガがもとになっている
「ラ・トランペーラ」を演奏します。

タンゴのリズムを生んだ要素には
もうひとつ、ウルグアイのカンドンベがあります。

前半の最後は、
現代でもっとも流行したカンドンベのひとつである
ルベン・ラダによる
ガルデルのためのカンドンベを演奏します。

後半は
タンゴの歴史の第3楽章「ナイトクラブ1960」から。
この曲になるとかなりタンゴらしい、
ジュンバとよばれるリズムが現れてきます。

タンゴの古典、「シルバンド」の演奏を挟んで、
最終楽章「今日のコンサート」へ。

そしてピアソラの「バンドネオン協奏曲」。

オーケストラを、フルート。ギター、ベースの
3人で表現するのはチャレンジングでしたが、
とても立体的な仕上がりになりました。
素晴らしいメンバー、
吉田秀さん、荒川洋くん、北村聡くんの
最高な演奏をご堪能ください!!



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