ハファエル・ハベロ

「Raphael Rabello」と書きます。

1962年に生まれ、10代の頃からカメラータ・カリオカという、
ハダメス・ニャタリによって結成されたショーログループで活躍し、
組曲「肖像」やニャタリとのデュオなど、優れた録音を多数残しました。
後にフラメンコの奏法を取り入れて独自のスタイルを築きましたが、
不幸な偶然から病に襲われ、1995年にこの世を去りました。

晩年は、その病に突き動かされたように、
アントニオ・カルロス・ジョビン、パコ・デ・ルシア、パウロ・モウラたちと
名演をレコーディングしました。

僕が彼に影響を受けたのは、
2002年くらいの頃なので、
彼はもうこの世にはいませんでした。

ギターという楽器が、
人間の感情をここまで余すところなく表現できるのだ、という
驚きの見本のような演奏をします。
知っている人はみんな知っているけど、
ほんとうはもっともっと知られるべき演奏家だと思います。

ハファエルの演奏は、
いまでは多くのブラジルのギタリストによって受け継がれています。
それから、僕や奏一君のような、遠い国のギタリストにも影響を与えています。
彼がいなくなってしまったことは、とても残念ですが、
だからこそ何か尊いもの、
芸術の生命力や躍動、悲しさ、自分だけの道を切り拓くこと、
そういった孤高の精神の象徴として、
多くのギタリストのなかに生き続けるのかもしれません。

You Tubeでいろいろ観ることができます。
http://www.youtube.com/watch?v=FJHk1AYGIpc&mode=related&search=
http://www.youtube.com/watch?v=E3CrKnN1Htc&mode=related&search=
http://www.youtube.com/watch?v=OVzVyhm08kQ&NR
http://www.youtube.com/watch?v=9G6exz4Q7Bo&mode=related&search=
http://www.youtube.com/watch?v=SZUPPLDhGcY&mode=related&search=
http://www.youtube.com/watch?v=142RtCD0F7M&mode=related&search=

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