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zoom RSS ポンセのニ長調組曲のジーグ

<<   作成日時 : 2018/01/27 00:40   >>

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今年は没後70年ということで、
最近の僕の趣味はポンセの曲をさらうことです。

演奏会で弾く予定が今の所ないので、
あくまで趣味です(^ ^;)。

何でかっていうと、
ポンセの曲いろいろ聴いたり資料読んだりしていたら、
何と70~80%の曲は演奏したことがあるんです。

コンクールでソナタ・クラシカ全部弾いたり、
FMのリサイタル番組でソナタ・ロマンティカ全部弾いたり、
演奏会でもいろいろな曲を弾いていて、
知ってる曲があまりに多いので驚いて、
かたっぱしから思い出してみているところです。

で、それと同時に、
今まで弾いたことのない、
ポンセがバロックの作曲家のスタイルを模して書いた組曲も
練習して楽しんでいるのです。


もっとも、
これらの作品に過去の作曲家の名前を結びつけたのは
セゴビアみたいですし、
ポンセ本人は擬似バロック的な、
当時流行った擬古典趣味の作品を書こうとしただけなのかもしれませんが・・・・

で、
その中に、ヴァイスの作品と語られらイ短調組曲と、
アレッサンドロ・スカルラッティの曲と語られたニ長調組曲があります。

ニ長調の方の終曲、ジーグは、
ポンセ自身の自筆譜が不完全な形でしか残っていません。

セゴビアも他の楽章を弾いた記録はあるものの、
ジーグだけは演奏しなかったようです。

で、1967年に出版された
カルロス・ヴァスケスのエディション、マヌエル・ロペス・ラモスの校訂による楽譜では
ジーグは和音や対旋律を加えられ、かなり厚化粧(!?)な姿になっています。

ギタリストのヘラルド・アリアーガ氏によれば、
ジーグは、ポンセによって完全な最終稿が完成されなかった
(あるいは完成されたけど紛失してしまった!?)
ために、
セゴビアも演奏や録音することができなかったのではないか。
とのことです。

現在この曲の手稿譜を所持しているミゲル・アルカサール氏の
ポンセの全曲の作品集では、
ジーグは単旋律で隙間も多い
デッサンあるいはアウトラインだけのものが掲載されており、
これはこれでシンプルすぎて他の曲とのバランスが取れません。


僕自身、もっと新しい情報を検索中なので、
どなたか最新の研究結果をご存知の方は、
どうかご教示ください。

と、いうことで、
長い前置きでしたが、
自分なりの解決案を
ミゲル・アルカサール版と自筆譜の断片から再構築してみました。
音は薄くなっていますが対旋律は少し増えています。




























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