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zoom RSS 小林正樹監督の「からみ合い」 の音楽の編曲

<<   作成日時 : 2016/10/13 23:03   >>

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先日のリハ動画で、
FBなどでいろいろな方とやりとりしていて
どのようなプロセスでこうなったのか、
ということを、
先日書き終えた演奏会のプログラムにも
書いていないので、
ここでざっくりご説明いたします。

小林正樹監督の「からみ合い」という映画には
武満さんによって相当数のサウンドトラックが書かれているのですが、
そのうち、代表的でキャッチーなビッグバンド用の2曲を
シングル・レコードとして発売していました。
今回はそのA面、B面の曲をバンド用にアレンジしました。

ビッグバンド、と言いましても編成が変則的で、
サックスはソリストのみ。
トランペットが2〜4本とソリスト1名、トロンボーン2本、バストロンボーン、
ホルン、チューバ、ギター、ベース、ドラムス・・・etc.

ホーンセクションのテーマと対旋律はとても緻密に
すべて音やニュアンスを指定して描かれているので、
なるべくそれを生かそうとしたかったんです。

ところが、
ブラスのスコア読み慣れてないので、
それぞれの楽器の移調をしながら読むのに
一回、頭がパーになりまして、
急がば回れ、で、
思い切ってすべてを丸ごと、一度シベリウスに打ち込みました。
こうすると、
一瞬で実際に鳴るはずの音に変えられます。


そこから、
ホーン・セクションをバンドネオンとギター2本に振り分け、
なるべく機動力の高いアンサンブルができるように作りました。

ですので、
この前リハーサル動画を載せたA面の曲も
実際はもっと様々な音がさらに重なって
緊密なアンサンブルになっています。


アドリブ・パートについては
武満さんはスケールの指定をしているところがあったり、
1コーラス模範を書いていたり、
何も書いていなかったり、と様々ですが、
少人数編成でやるので、
多少アドリブの部分を増やそうと思い、
それなりに長めにし、
また、ホーンセクションがないところでも
各自、自発的にバッキングができるような編曲にしてあります。

なんだけど、
これだけの労力と時間をかけて合計6分ですからね・・・・

タンゴの譜面みたいですね。。。

アレンジャーの皆さんは、いつもこんなに大変なのか、
と、ご苦労が身にしましたです。




























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