ギタリスト 鈴木大介のブログ

アクセスカウンタ

zoom RSS 6曲書いた。

<<   作成日時 : 2015/03/01 13:11   >>

トラックバック 0 / コメント 1

エチュードは6曲完成。

目標を12曲に決めたこともそうですが、
今回のエチュード集は、
エイトール・ヴィラ=ロボスの「12のエチュード」
から受けた大きな影響がそこここに顔を出します。


ヴィラ・ロボスの12のエチュードは、
僕の大好きなレパートリーで、
全部を一度に弾いたことはまだ一度しかありませんが、
抜粋の形ではいろいろなコンサートで弾いています。
学生時代から練習しているし、コンクールなどで弾いたこともあるから、
やはり、どうしても自分の基礎的な部分や、
潜在意識の奥で、この作品が血肉になっているのでしょう。


今回は、
その影響がはっきりと出てしまうことを
あえて厭わず、
そこからどのようにして
自分らしい音楽を書くことができるだろう、
と考えながら曲を作りました。


最初にできたのは、
調性の気まぐれな飛躍をもとにした曲ですが
突然なんだかフランス風というかブラジル風というか、
不思議なメロディーが出てきてしまい、
中間部もわりと濃厚になっていったので、
これを暫定2番にしました。


というのは、
ショパンもヴィラ=ロボスも、
そしてバッハの平均律も、
最初はアルペジョで始まるんだから、
そこは踏襲したいな、という思いがあったので、
やはり1番はアルペジョだけで書くことにしたのです。


自分がこれまでにあまり出会ったことのない、
それでいて弾いていると楽しくて快活な
アルペジョの型を発見できたので、
ほぼ全編をそれで通す形で
1番が完成。


3番は、
ある大きな出来事があったときに
依頼されて書いた断片の中で、
未使用のものをつなげて作りました。
自分がこの子たちを忘れないためでもあります。


4番は、日本的なシャンソン、というか、
聴いてるとぜんぜんそうは聞こえないんですが(苦笑)
左手のための自由なワルツと、
10年ほど前から持っていたハーモニクスのアイデアで
書きました。
これはちょっと甘すぎたかな?と書いた時は思いましたが
練習しているギタリストの自分はこれがわりとお気に入り。


5番はずばり、
自分が苦手にしている、面倒な押さえ方、
っていうのがありまして、
それが出てくると毎回、やれやれ、と思うのですが、
その押さえ方だけでほぼ全編を統一して
サティ風ともフランス風とも、ちょっと武満さんの曲風とも言える
ワルツを書きました。
厳しい曲です。(^ ^;)


あ、あの、
普段、新しい曲とか作品について、
「これは〜風だな」と思うこととかコメントすることを、
(建設的ではないし、批評的だと思うので)
極力控えているのですが、
僕の曲にはどんどん言っちゃってください、
たいていその通りなので。。。(++)p

でもその反面で、
さっきのシャンソンみたいに、
これは、こんな雰囲気で書くぞ、
と意気込んでも
大抵他の人には全くそう聞こえない曲が出来上がります。
これはなんでなんだろう・・・・

鬼怒さんとの曲で、
「ターコイズ・ステップス」というのがありまして、
鬼怒さんが気に入ってくださって一時期ちょいちょい弾いていたのですが、
これは、
よし、80年代アイドル歌謡を書くぞ!
と思って書いて自分でもそう思って弾いていたのですが、
鬼怒さん始め周りの人から、
そ、そうかなぁ・・・・
というリアクションが後を絶たず、
結局2年くらいしたら、自分でも、
これはなんかジスモンチみたいな曲だな、
と思うようになったのでありました。



さてさて、
それで6曲目なのですが、
これは読響さんで1月にトラで
武満さんの「ジティマルヤ」のギター・パートを弾いていたとき、
フラット系のハーモニクスが頻出するので、
試しに@弦をEフラットにしてみたらとても面白かったし
楽に弾けたのです。

で、待ってるときに袖で
そのチューニングでインプロヴィゼーションしていたら
アイデアが浮かんだので帰宅後いそいでスケッチ。

それをもとに一昨日書き始めて
初めはすんなり終わるかと思ったら、
変則調弦だけに一筋縄ではいかず、
いろいろ書いていたらとんでもないところに転調してしまい、

う〜ん、こ、この調は、
俺がたまにやっているあれだ、あの調だ・・・

と思ったけどやはり抗えず、
ついに我慢できずに漏れ出てきてしまいました、
リゾート風アジア調。。。


ま、一回くらいどこかで思いっきりやろうと思ってたからいいか~。
 

これも、
暫定6番ということで書き始めて、
「タロットでは6という数字はlovers」
と言われて、そうするぞ、そうなるぞ
と念じていたのに蓋を明けてみれば
バリ島に駆け落ちしたみたいになってしまった。。。。

もはやここまでくると、
見当違いでも何でも最初に
こっちに向かうぞ、って思うと
予測もしない形で曲が出来上がることに
若干の快感すら憶え始めました。。


ちなみに、
「タロットでは7は戦車」
と聞いて、
またまたぜんぜん違う方向の曲が思い浮かんでしまって困っています。。。


















テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
出版されることを心からお待ちしています。
Barrios
2015/03/01 17:28

コメントする help

ニックネーム
本 文
6曲書いた。 ギタリスト 鈴木大介のブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる