ギタリスト 鈴木大介のブログ

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zoom RSS まさか作曲するとは。

<<   作成日時 : 2015/02/25 00:55   >>

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去年の11月、
ボージョレーヌーヴォーの解禁日だったから
多分20日だったと思うのですが、
中島ノブユキさんにお会いして、
エチュードの製作の話をいただきました。

作曲、といっても、
鬼怒さんと時々演奏するポップな曲くらいしか
世の中に発表していませんから、
中島さんがどうして僕にそのような機会を
あたえてくださったのか、今もって謎ですが、
“エチュード”という言葉の響きが
とても冒険的な感じがしたので、
果たしてそのような大役が務まるかどうか、
ということを考えることすらすっかり忘れて
お引き受けしてしまいました。

しばらく、
折に触れ、

・・・・俺・・・エチュードかくんだよなぁ・・・・

と、時々思い出す程度で、
いったいどんな作品が書きたいのかを
自分に問うような日々が続きました。


譜面を書く、というのは
学生時代の自分には一種の恐怖のようなもので、
自分のアイデアが定着されてしまう、
というのが、未完の宿題レポートを提出しているみたいで
作曲の課題などを出されても、
ついに完成した曲は数曲、というありさまでした。

ギタリストになって、
殊にここ10年くらいは
自分のアレンジを自分で弾くようになったので、
譜面を書くことがだんだんと嫌ではなくなってきたのかもしれません。

ハープの篠崎史子さんに依頼していただいて、
武満さんの映画音楽を室内楽にアレンジさせていただいたり、
自分のアレンジを現代ギターに掲載してもらったりできたのも、
譜面を書く訓練になった気がします。


あ、ところで、
例えば「キネマ楽園」シリーズのアレンジに関して言うと、
最初の1作目2作目のアレンジのほとんどは、ヘッドアレンジで
メロディー譜からスタジオ内で作りながら弾いていたのですが、
3作目あたりからきちんと譜面を書いて録音に望むようになりました。
今ではほとんどすべての楽曲について、
楽譜をきちんと製作してから録音しているので、
手法としてはクラシックの録音と全く変わりません。
そのようなところでも、
譜面を書く、という行為が自分に馴染んできたのだと思います。


現在、
エチュードの製作を実際に進行させていますが、
思っていた以上に、自分の中に書いてみたい事柄があるのに
驚いています。
またそれらを、推敲したり、編集したりする作業も、
ほんとうは正解のないことみたいですが、
ある明確な地点に向けて進んでいくことが不思議です。


とりあえず、
半数の6曲はノルマにしていて、
実際完成させることができそうですが、
果たして何曲、フクモリさんでのLiveまでに
姿をあらわすでしょうか・・・・







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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
“鈴木せんせいがエチュードご製作中”と拝読した本日、私は、大萩康司さんと三浦一馬さんのデュオ演奏会に参加してまいりました。
プログラムの前半三曲目にはドビュッシーの「レントより遅く」…曲名に続いて“(鈴木大介編)”と記されていることを見つけて 大変うれしくなり、鈴木せんせいへ是非お伝えしたく投稿させていただきました。
数年ぶりに聴けたお二人の共演、もちろんとても楽しかったです。
いま ご製作中のエチュード、聴かせていただける日を楽しみにしております。
かもみっら
2015/02/25 23:36
エチュード書いたらもう末代まで語り継がれるコンポーザーギタリストですねっ!
やっぱり武満さんはすごい人だった。
そういうコトもやがて開拓していくカリスマギタリストだって見抜いていたね。
天空仙人
2015/02/27 21:31

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