ギタリスト 鈴木大介のブログ

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zoom RSS Hakujuでシャンソン、自分で解説

<<   作成日時 : 2014/08/23 02:15   >>

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Hakuju ギター・フェスタ2014のプログラム。

Jean Baptiste Lully ~ Robert De Visée : Ouverture de la Grotte de
Versailles
(3分)
J.B.リュリ(R.ド・ヴィゼ編):歌劇「ヴェルサイユの洞窟」序曲


Toru Takemitsu ~arr. by Daisuke Suzuki : La Naige
武満徹(鈴木編):雪
Joseph Kosma ~arr. by Toru Takemitsu : Amours Perdues
J.コスマ(武満編):失われた恋
(6分)

Jean Françaix : Canto d'amore / Fanfara al regno lilipuziano (9分)
J.フランセ:愛の歌/リリパット王国のファンファーレ

Claude Debussy ~arr. by Daisuke Suzuki : La Serenade Interronpue (3分)
C.ドビュッシー(鈴木編):遮られたセレナーデ

Robert Rossell : Segovia (4分)
R.ルーセル:セゴビア

Gustave Samazeuilh : Sérenade
G.サマズイユ:セレナーデ

Francis Poulenc ~arr. by Daisuke Suzuki : Les Chemin de L’Amour (3分)
F.プーランク(鈴木編)愛の小径

3 Chansons Françaises adaptées pour la guitare par Roland Dyens (8分)
ローラン・ディアンス編曲による3つのシャンソン
1. Mireille : Ce Petit Chemin
ミレイユ:この小さな抜け道で
2. Marguerite Monnot : L’Hymne a L’Amour
M.モノー:愛の讃歌
3. Angel Cabral : La Foule
A.カブラル:群衆

近づいてきました。

「シャンソン」をテーマにリサイタル、
と言うことでしたので、
なるべく歌とか、ラヴ・ソングっぽいもの(!?)を選曲。

リュリの「ヴェルサイユの洞窟」序曲は、
もしかしたら一度くらいどこかで弾いているかもしれないけど、
久しぶりの演奏です。
けど、大好きな曲です。

20代の前半、
ちょっとギタリストで生きていくことに
自信を失っていた時があって、
その頃、ミンコウスキが指揮するミュジシャン・ド・ルーヴルが演奏する
リュリのコメディ・フランセーズの抜粋のCDを聴いて
(ちなみにそのCDで通奏低音のテオルボを弾いていたのは今村泰典氏)
あまりの素晴らしさに、
演奏がこれだけスコアのイメージを膨らませることができる、ということに気づいて
やっぱりギター続けよう、と思い直した経験もあって、
ヴェルサイユ期の音楽にはとても愛着があるのです。

武満さんの「雪」は、
八ヶ岳でのBS番組の収録が2011年にあったのですが、
収録時間が1分半ほど余ってしまい、
急遽、その場に降っていた大雪にちなんで編曲演奏したのが最初です。

これはもともとフランス語の歌詞がついた歌なので、
武満さんが書かれたシャンソン、と言うことになると思います。


フランセはいつも弾いているのですが、
以前から思っているのは、
コード・ワークというか、ハーモニーの扱いが、
善い意味でとてもジャズ的な瞬間があることです。

今回は、僕のリサイタルとカップリングになっているのが
東京ホット倶楽部バンドさんのマヌーシュ・ジャズ、ということで、
なんとなくジャンゴなんかの音楽を頭の片隅に置きながら
練習しているのだけれど、
「リリパット〜」なんかは、ほんとにフレンチ・ジャズな感じのところがあって
今回は少しそういうことを意識した演奏になるのではないかと思います。


ドビュッシー、ルーセル、サマズイユ、
については、フランスの大家3人が紡いだギターのための、
あるいはドビュッシーはギターを擬した音楽ですね。

ルーセルもサマズイユも
ドビュッシーのことをたいへん尊敬していましたし、
曲の雰囲気もどことなく通じる部分がある3曲なので、
ここはひとつの組曲に聴こえるかもしれないです。


ディアンスのシャンソン集は、
ホールからの提案で今回弾くのですが、
すでにレコーディングしてある「愛の讃歌」以外の2曲も、
アレンジャーとしてのディアンスの素晴らしさを
存分に味わっていただける洒脱な作品です。

カブラルの「群衆」は、
もともとアルゼンチンのフォルクローレだそうですが、
そのこともしっかりと表現されている強烈なアレンジです。

いや〜〜〜、
つくづくディアンスは名アレンジャーだと思います。

では皆さん、来週末にHakujuホールでお会いしましょう!!

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
一昨夜の「第2部:シャンソン」、
素敵な時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。
プログラム二曲目の「雪」・・・拝聴するうちに(この曲も、林美智子さんのアルバムで耳馴染んでおりましたため)歌詞が思い出されました。
なるほど、この曲は、武満さんの「シャンソン」だったのですね・・・
この頁を拝読し、理解が深まりました。
かもみっら
2014/08/25 10:30

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