ギタリスト 鈴木大介のブログ

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zoom RSS 武満/ドビュッシー/カステルヌオーヴォ=テデスコ

<<   作成日時 : 2013/11/19 15:34   >>

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昨日から
明後日21日のプログラムを集中リハーサル。

ドビュッシーによる
「フルート、ハープ、ヴィオラのためのソナタ」の
ハープ・パートをギターで演奏するのは、
実は長い間、一度やってみたかったトライアル。

実際にあわせてみると、
ギターならではの若干チェロ的な効果や、
ハープでは柔らかくなるリフが少し鋭利になったり
発見がたくさんあるのに驚きます。


もちろん、
ハープの効果的なグリッサンドが
ギターではできないので、そのための代替案を
何カ所かでは模索しなくてはいけないのですが...


でも、総じて、
これはやって行くと試みに終わるだけじゃなくて
レパートリーになるんじゃないのかな〜?
という気持ちが強くなってきました。



今回は、
武満さんの「海へ」も演奏するのですが、
ここでも発見があります。

ドビュッシーのハープのパートを
ギターで弾いてみると、
自ずと武満さんのドビュッシーへのあこがれや、
ふたつの曲のコードサウンドの間にある
共通点、を認識することができるのです。

これが、今回の思わぬ収穫でした。


ところで、
カステルヌオーヴォ=テデスコは、
その書法にドビュッシーの影響を強く受けた作曲家で、
ギターと弦楽四重奏のためのクインテットや、
ギターとピアノのためのファンタジアなどでは、
弦楽器やピアノの書き方にそのことを強く感じさせます。


うちに、
イタリア弦楽四重奏団が演奏する
ドビュッシーの弦楽四重奏の録音がありますが、
それを聴くと、
たしかに個々の楽器のニュアンスや音色が
フランス=ドビュッシーとは言いがたいのですが、
それがむしろ、
あ、これ、なんだかカステルヌオーヴォ=テデスコの
ギタークインテットみたいだな、
と思い起こさせられます。


今回演奏するカステルヌオーヴォ=テデスコの名曲、
「フルートとギターのためのソナチネ」は、
僕も普段はすごく元気でひたすら思いきりの良い演奏をしてしまうのですが、
今回はそのような訳で
ドビュッシーと武満さんの影響で、
曲の中に柔らかくてファンタジックなニュアンスを
たくさん見つけることができました。

もう15年くらい演奏しているはずのこの曲に、
新たな色彩を施せるのは
とても面白い作業です。


というわけで、
今日もまたまたリハーサル。



21日、洗足学園で18時半開演です。
お待ちしておりま~す。

http://www.muramatsuflute.com/shop/concert/concertdetail.aspx?id=14110

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