ギタリスト 鈴木大介のブログ

アクセスカウンタ

zoom RSS 今月のギター使い分け 今井、YAMAHA、松井エレアコ

<<   作成日時 : 2012/10/25 14:22   >>

トラックバック 0 / コメント 1

今月は公演によってギターを替えて
3本弾きました。

まず、西村朗先生の「天女散花」では
今井勇一さんが作った2010年のギター。

これは僕のモデルの4作目で、
横裏にシープレスを使用しています。

シープレスの横裏材というのは、
フラメンコ・ギターにわりと多くて、
歯切れのよいサウンドが特徴ですが、
僕の今井さんのギターは、長いサスティンや
豊かな響きを生むために
横板の内側にメープル材を貼付けてあります。

今井さんの僕のモデル3作目がメープルの横裏板でしたが、
この時と同じくらい良質なメープルが張ってあるのでびっくりです。

結果、
古楽器的な要素、オーセンティックなギターの音色、
そして高音のレスポンスの良さと、
時に荒々しいまでに鳴り響くサウンドを持つ、
すべてにおいて新しい音色のギターが完成しました。

「天女散花」では、
少しこの世のものではないようなサウンドが欲しかったので、
今井さんのギターはとてもよくあっていたと思います。


そして大阪いずみホールの伊左治さんのコンチェルト
「南海の始まりへの旅」と、
東京オペラシティでの篠崎史子さんのリサイタルにおける
武満さんの映画音楽では、
9月に完成してキューバにも一緒にいった
YAMAHAのGC-82Sを使用しました。

今発売されている現代ギターに詳しく載っていますが、
このギターは僕とYAMAHAの何木さんの長年にわたる交流に加え、
ジョアン・ジルベルトの来日が大きなきっかけとなって完成しました。

99年に僕が見つけた試作品と、
ジョアンのために何木さんが作ったギターが原型なのです。

伊左治さんはご存知のとおり、
ブラジル音楽にたいへん造詣が深く、
また今回の作品も非常に懐かしく温かいサウンドと
未来への希望のようなものを感じさせる曲でしたから、
GC-82Sがぴったりだと思ったのです。

結果は大阪の皆さんがコメントしてくださっているとおり。
とても感動的なサウンドになりました。


史子さんのコンサートでは
日程が近すぎてYAMAHAをそのまま使ったのですが、
とても音がたつので共演のみなさんからの評判も上々でした。

多分30日のヤングプラハのコンサートinさくらホールでも
YAMAHAを使います。

YAMAHAはなんというか、
ホールの大きさが気にならないという利点があります。
どうしてなのかは謎。


さてさて、
写真のとおり、須川さんとの公演では
毎回松井さんが作ってくださったエレアコが大活躍。

来月のTHE DUO with ヤヒロさんLiveでも大活躍してくれると思います。
最近は音圧の安定のさせ方もわかってきて、
ますますエレアコのサウンドを追求するが楽しくなってきましたが、
実はこのギター、プリアンプなしでエレアコ用のアンプに直つなぎしただけでも
相当素直で綺麗なサウンドが出ます。

なんかでこのサウンドも試してみたいな~





テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ギターの響きに対して色々な形容詞を使って発信してくださるので有り難いです。僕自身の中で、感じる音に対しての理解や表現の言葉が増えて楽しいです。ありがとうございます。

是非、YAMAHA GC82Sを立派に育て上げてください。楽しみです。
charo
2012/10/26 23:34

コメントする help

ニックネーム
本 文
今月のギター使い分け 今井、YAMAHA、松井エレアコ ギタリスト 鈴木大介のブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる