ギタリスト 鈴木大介のブログ

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zoom RSS ショスタコーヴィチ

<<   作成日時 : 2012/07/03 15:38   >>

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林光先生の
「私の戦後音楽史」
という本を読み返してみたら、

やはり
先生はバルトークやショスタコーヴィチが
若い頃からお好きであったことを再確認。


先生の曲を聞いたり読んだりしていると、
それはとてもよくわかるのです。


バルトークとショスタコーヴィチを
合わせて一概に話すことはできませんが、

かなり強引にその共通点、というか、

その2者を通じて言えること、というのは、

その気になればいかようにでも美しく聞かせることができるし、

その気にならなければ
きわめてビターな耳障りになりようがある、とでも言うのでしょうか。


ドビュッシーやラヴェルが、
程よく苦みのある素材をうまく組み合わせて
滑らかな心地よさを生み出すのに対し、

ショスタコとバルトークは

野草というか山菜というか、

そういうのを集めてきて
わりと素材そのままの味がわかる状態で
組み合わせたり盛りつけたりしてあります。


ですから、

林先生とかバルトークとか、ショスタコーヴィチは、

その作品をよりよく理解して=咀嚼してもらえるかどうか、
ということに、
演奏家の役割が大きな気もするのです。


おそらく、

林先生くらい耳が良かった人ならば、

ショスタコやバルトークの演奏が
それほど整理されていなくても、

あれ、このサラダ、くせのある葉っぱばっかりだな〜

ということにはならず、

ふきのとうの天ぷらを
「なんだ、これ、苦い、まずい」

と、子供のように感じることもなく、

これはなかなか深みのある味わいだな〜

と思うことができたのでしょう。


僕は、といえば、
やはりこの二人の作曲家に関しては、

演奏の好みがあるような気がします。。。。



近藤くんのTwitterに、
ショスタコーヴィチは深くさらうほど
叙情的なものが見えてくる、

みたいに書いてあったけど、

そのとおりだと思います。

シンフォニーなんかも
すごく強面のところが
よくよく聴いたら繊細に美しかったりする。



近藤くんとトカレフさん、海老原さん、
ポートストリングスのみなさんの
ショスタコーヴィチが楽しみです。

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