ギタリスト 鈴木大介のブログ

アクセスカウンタ

zoom RSS 編曲しびれた〜〜〜〜!!!

<<   作成日時 : 2012/03/16 03:23   >>

トラックバック 0 / コメント 2

>あらかわ様
素晴らしい演奏会を聴かせていただいて
ほんとうに感謝です。
7月のリサイタル、足をひっぱらないよう頑張りますっ!



新日の素晴らしい演奏会に感化されて、
帰ってから仕事。

デュオのドビュッシーの編曲はひとまず終了。
とはいえ、楽譜上と実際の音とでは
いろいろ変更も必要となってきますし、
とりあえずこれを寝かせる意味で松尾氏に送信。



ピアノのスコアをギターに移すときは、
いかに2台あるとはいえ音域上の制約があるので、
片方のギターの低音をより低く調弦したりするのですが、
それにしても今回のドビュッシーは手こずりました・・・・


ギターに向かない、ということではないんです。

リストやシューマンに比べたら、
遥かにギターで弾きやすいのです。

問題は、
主題が動く音域が縦に広いのですね。
横に動く旋律なら良いのですが、
モティーフの動く高低差に頭を悩ませるのです。


ただし、総じてとても勉強になることもあります。

例えば、
ドローンとして持続されているある低音なり、
和音の成分をギターの開放弦に持ってきたときは、
思いのほか
譜面がヴィラ=ロボス的になる、ということです。


先日のファリャの作品の話でも触れましたが、
ひょっとすると近代のこのような印象派風の和声というのに
少し野性的な和声の書き方を加えると、
ヴィラ=ロボスのようになるのかもしれません。


説明が難しいのですが、
僕たちギタリストは、
開放弦、つまり、ミ、ラ、レ、ソ、シ、ミ、という
押さえなくても鳴るギターの響きを
長年聴きすぎていて、
ある程度それに対する固定的な色彩感が身に付いているため、
開放弦を多用しているヴィラ=ロボスの作品などでは、
純粋にスコアをソルフェージュしたときよりも
若干狭い倍音構造が頭に描かれているのではないかと思うのです。


時々、
若い生徒さんたちにおすすめするのですが、
そこから離れるために、
ヴィラ=ロボスの練習曲の8番とか9番、10番なんかを、
ピアノで弾いてみることは
因襲に捕われた耳を洗うのにとても良い方法です。


また、今回のように、
ドビュッシーのスコアをギターの言葉に翻訳するうちに、
それに似た響きを既存のギターの作品に発見して、
より新鮮な和声的色彩感を持つことができるようになるというのも、
この上ない喜びになります。


ていうか、
疲れた・・・・・。



テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
楽しみですね〜、演奏きくの。
大介さん7コースとか使用してもいいのでは?
早朝の地震気づかなかったでしょう?
震源の深さ100キロであの揺れはすごい。
演奏きくまでは、東京メガ地震起こらないで欲しい。
あと、どしゃ降りも勘弁してほしい!

天空仙人
2012/03/16 06:48
大介さんの説明を読んだらギターを習いたくなります。
ドビュッシーがどのように変身するのか楽しみニ
ma_ko
2012/03/16 12:19

コメントする help

ニックネーム
本 文
編曲しびれた〜〜〜〜!!! ギタリスト 鈴木大介のブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる