ギタリスト 鈴木大介のブログ

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zoom RSS ホールは育ててくれる

<<   作成日時 : 2011/12/06 19:38   >>

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いずみホールにいらしてくださった皆様、
ありがとうございました。



僕はギターソロのコンサートには
いくつかの形があると思います。

ひとつは、
ジョン・ウィリアムズが始めたように、
自然な音量でアンプリファイして
大きな会場で行うコンサート。

もうひとつは、
サロンのような小さな会場や、
300人以下の小さめのホールで行う
リサイタル。

そしてもうひとつは
今回のように広めの響きの良いホールで、
完全な生音で弾くリサイタル。

この、最後の形態は、
僕の子供の頃はみんなそうだったんです。

僕は横浜に住んでいましたから、
神奈川県立音楽堂、というのがありまして、
その1000席の会場で、
セルシェルもバルエコも、ブリームもイエペスも、
初めて聴きました。

それから、今日、コンサートでお話もしましたが、
初めてセゴビアを聴いたのは
東京文化館の大ホールでした。


みな、耳をそばだてて、
一生懸命に聴いていました。


現在では、
音楽の聞き方がパーソナルになり、
CDやiPodで、かなり近めのギターの音を聴き慣れているので、
大きなホールでのソロコンサートは
実際、コンサート慣れしていないお客さまには、
多少チャレンジングです。

しかし、
やはり、本物のクラシック・ギターの音色、というのは、
1000席、とは言わないまでも、
800席くらいのコンサートホールの
大きな空間に溶けていく様を聴いていただけるのが、
生の演奏の醍醐味というもののような気もします。


9月の逗子文化プラザホール、10月の水戸芸術館、
そして今日のいずみホール、と、
本格的なコンサートホールでのリサイタルは
自分を育ててくれますし、
ホールと楽器が一体になれる様は、
演奏中もとても充実感のあるものです。


身近で親密なリサイタルも大好きですが、
時々、こういうホールリサイタルがあると、
すごく勉強になりますし、
そのことで自分がどんどん変化し、
音楽へ欲求も発想もどんどん大きくなります。


まさに、
コンサートホールというのは、
ひとつの楽器なんですね。

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タイトル (本文) ブログ名/日時
大阪城公園 初冬の風景
 いずみホールで鈴木大介さんのクラシックギターのコンサートがありました。  クラシックギターのソロ演奏は初めて聴きましたが、繊細な音色でとても  素晴らしかったです。    ランチタイム・コンサートでしたから、お次はランチです。  予約なしでツイン21の“燦”に行くと窓際に座れなかった・・・残念。    38階からの眺めはこんな感じ・・・  大阪城周辺の紅葉がとても綺麗です。  ...続きを見る
うたたね草子
2011/12/07 03:22

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは はじめまして。
昨日ランチタイム・コンサートで鈴木さんのクラシックギターの繊細な音色でとても癒されました。
ありがとうございました。 (=^・・^=)
また機会がありましたら大阪でコンサートを開いてください。

utata
2011/12/07 02:42
素晴らしい演奏ありがとうございました!
是非、魔笛の入ったアルバムを発表してください!待っています!
charo
2011/12/07 05:56
昨日は本物の「音」をありがとうございました。
何も考えなくても勝手に飛び込んでくる音とは違い、昨日の大介さんの「音」は本当に一生懸命聴きました。一生懸命聴いてるうちに涙が溢れてきてとまりませんでした。こんな体験は初めてです。
本当にありがとうございました。
siroko
2011/12/07 08:09
大きなパイプオルガンを背に
ステージの上にポツンと一つの椅子
でも、そこから流れてくるギターの音色は
まさにホールに溶けてゆきました
心に、静かに、静かに染み込んでゆきました
生音、素晴らしかったです
幸せな時間を、ありがとうございました
スノーマン
2011/12/07 12:24

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