ギタリスト 鈴木大介のブログ

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zoom RSS ラウ゛ェル

<<   作成日時 : 2009/09/29 20:18   >>

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友人の作曲家に
あるレコーディングを頼まれました。

見ると、
収録曲のなかに
ラウ゛ェルのピアノ協奏曲の
第2楽章があって、
しかもそのメロディーを
僕が弾くことになっていました。

大好きな曲なので、
それだけにイメージをこわしたくなく、
嬉しい半面、
いやーまいったなぁ・・・
という感じ。

慌ててスコア買って、家にある録音聞き直しました。
ミケランジェリ。
これは、超超超大好きな名演。
ゆったりとしたテンポのなかに、
左手のハーモニーのドラマが
適度に強調されていて、
むしろ2楽章の最初の歌いだしなんかは
右手がはかなすぎるくらいに危うくて
でもそれが癖になる魅力。

ツィマーマン。
細部にいたるまで磨かれ、
しかも不協和なバスとハーモニーのすれ違いが
立体的な透明度、
スケルトン・ボディーの
精密機器のように映し出されます。

フランソワ。
まっすぐな、高貴なうたいまわし。
叙情におもねらず、
けれども品よく甘美。
クリュイタンスのサポートも素晴らしいです。
ちょっと管楽器遠いけど。

フランソワ盤は今まであまり深く
聴いてなかったけど、
しっかりと硬派なタッチで
これほどにせつない世界を描いていく
器の大きさみたいなのに
今回とても感銘を受けました。


最後に
番外として
ハービー・ハンコック。
ずっとアドリブしてんだけど
背筋も凍る絶品な演奏です。



いろいろ聴いたけど、
とにかく綺麗な音程で丁寧に清潔に、
弾こうということにしました。

でも歳とるっていうのは因果なもので、
そのつもりでも
自動的にうねうねしてしまうんだなぁ・・・
昔は何にもしないで弾けたのに。


で、
レコーディングですが、
なんだか思ってた以上にすんなり弾けて、
バンドネオンの北村くんとのデュオも
双子のようにぴったり。

うーん
難しいと思ってたけど
俺のラウ゛ェルへの愛が勝ったのか!?


あ、それから
録音全体は
楽曲もアレンジも素晴らしくて、
とても楽しませていただきました。

こうごきたい!

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ギターでラヴェルのピアノコンチェルト・・・!
しかも鈴木さんのギターで・・・!
大好きな2楽章・・・
聴く前なのに涙が出そうです・・・うるうる。
>とにかく綺麗な音程で丁寧に清潔に、
弾こうということにしました。
・・・そんな事言われちゃったら、ますます期待しちゃいます。
本当に本当に楽しみです。
近くなったら、CD発売情報をぜひお願いします!!
白くま
2009/09/29 21:55
あまりにうれしくて、ニックネームをラヴェルにするところでした…(笑)。ラヴェル大好きです。私はピアノでしか聞いたことがありません。私の友達は、ギターでしか聞いたことないそうです。是非、ギターで聞いてみたいですね。
りこ
2009/10/02 13:07

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