ギタリスト 鈴木大介のブログ

アクセスカウンタ

zoom RSS 録音終わって不思議なテンション

<<   作成日時 : 2009/04/06 11:27   >>

トラックバック 0 / コメント 1

今回のレコーディングは
いつもとちょっと違ってました。

収録したのは

セゴビア:光のない練習曲
ブリテン:ノクターナル
バッハ:プレリュード、フーガ、アレグロ
池辺晋一郎:ギターは耐え、そして希望しつづける
スカルソープ:フロム・カカドゥ
ハウグ:夜明け

自分にとっては
デビューした時以来の
リサイタル盤、
つまりいろんな種類の音楽が入っていて
やはり14年ぶりのバッハ録音でした。

収録会場は、
尾道から車でしまなみ海道を40分、
三原沖の生口島にある瀬戸田というところにある
ベルカント・ホール。

知人の紹介でそこにしたんですが
いやー、びっくりした。
すごいいい響きでした。
自分のなかでは過去最高かも。
牧丘のホールと並んで、
大好きな響きでした。

滅多に行けないので、
観光もしまくり。
エンジニアのSさん、プロデューサーのIさん、
見学に来てくれた作曲家の西村さん、
アシスタントの松原さん、と、
午前中は男ばかりでそのへんの観光地をうろうろし、
午後からレコーディング。
お昼は瀬戸田名物のたこづくしで、
夜は瀬戸内の小魚にしたつづみ。。

完全に息抜きのようですが
レコーディングは激しく厳しく頑張りました。

どんなにつらく悲しいときでも、
そう言う時だからこそ
音楽は希望に満ち溢れている、
ということを表現したかった選曲で、
演奏もきわどく厳しいですが、
最後には、強く透明な気持ちに
なっていただけるんじゃないかな、
っていう出来です。

ブリテンが20分もかかっちゃったのには
驚きましたね〜。
速いところはけっこう速く弾いてるんですが、
遅いところが著しく遅いらしい。
20分・・・・て・・・・・。
遅さを感じさせないくらい
濃〜い録音で、ちょっと狂気もはらんでます。
一日目に録音して、三日目に聴いたら
ショッキングな感じでした。

あとは
以前から時折演奏していた
ピーター・スカルソープの「フロム・カカドゥ」
楽しかったです。
なんか、
さんざん悲しみや神への希望に身をゆだねて
最後に野生に帰ってしまうところが
僕らしい、と言えなくもありませんが、
タスマニアの大自然に想いを馳せて
瀬戸内の風のなかで演奏するのは
すごい気持ちよかったですね。

バッハは、ある計算のもとに
テンポ設定して弾いたのですが、
これもおおむね成功。
アレグロをプレリュードの倍の速さで弾くと
同じタイムになると思ったのですね。
でも10秒弱誤差がでました。
完全に一致はしないんだなぁ。

発売は秋なのですが、
ベルカント・ホールで
キネマ楽園Vの曲を少しだけ録り足したので
夏頃には音色を聴いていただけます。
お楽しみに。


あ、あと珍事件も起こりましたよ。
その1
松山から作曲家の西村さんが来てくれたんですが、
暗闇の高速道路のバス停に置き去りにされて、
40分くらい立ち尽くし、
レスキューみたいな人が来てました。
その2
その西村さんを高速まで送ったIさん、
そのバス停からどうやって帰ってくんのかと思ったら、
みかんか何かの博物館に入って、
閉館後に閉じこめられ、
その前を通りかかった
車に乗った若い女性に送られて
ホールまで戻って来ました。
それを知らない僕たちは、
いきなり若い女の子を連れてIさんがホールに
入って来たので、
近所に知り合いがいたのかとばかり思ってしまいました。
本人は
「ナンパ成功」って言ってますが・・・・!?


テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
成功ですネ
ココ
2009/04/07 04:43

コメントする help

ニックネーム
本 文
録音終わって不思議なテンション ギタリスト 鈴木大介のブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる